ダンジョン飯 感想

漫画「ダンジョン飯」の感想を各話ごとに述べていきます。ネタバレ有りの感想ですので作品を未見の方は注意してください。
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ダンジョン飯 第66話 カレー2

ライオスとファリンの子供時代の回想。ライオスは「どんな魔物になりたい?」と聞きますが、ファリンは「なんで魔物になるの?」と聞き返します。
ライオスは魔物になって空を飛べたらこの村から出ていけると言います。ライオスが魔物になったらファリンを乗せてやると言うと、ファリンは喜んで飼い犬や家畜をほとんど連れて行くと言い出してライオスを困らせます。
その後ライオスはファリンを置いて村から逃げ、魔物になったのはファリンの方でした。ライオスはみんなに「ファリンは俺がやる」と宣言します。
仲の良い兄妹
ファリンとの決戦の前にこうした回想を入れてくるのは、定番ではありますが心を動かされるものがありますね(´;Д;`)。
幼ファリンは大人ファリンよりも純真さが際立っていてとても可愛いですね!
ファリンの仕草にはいつも兄ちゃん大好きというオーラが漂っていて、そういう所が可愛さを引き立てているのだと思います。
ファリン自身は魔物に興味あるというより、大好きな兄が魔物好きだから魔物に抵抗がないってことなのかもしれません。
ファリンはシスルの命令通り家の前で待機していますが、しばらくして手持ちぶたさになります。近くに咲いていた花の蜜を吸いますが、腹の足しにはならないようです。
そこにおいしそうな匂いが漂ってきて、ファリンは思わず引き寄せられます。匂いの発生源はライオスたちが作った大量のカレーでした。ファリンはシスルの命令に背くことに少し躊躇しますが、食欲に勝てずカレーを食べ始めます。
ボーパルバニーの肉が使われたカレーは絶品です。飲み物としてビールが用意されており、さらにファリンの食欲を増大させます。
ファリンは大量のカレーを完食し、ライオスの思惑通り眠ってしまいます。
読者も腹が減ってくる!
ファリンの食事の様子は数ページに渡り細かく描写されています。本当においしそうに食べていて、読者の食欲もかき立てるほどです(^^;)。
カレーにビールというのも現実味があって最高ですね! 空きっ腹には少々こたえそうですけれども。
ファリンは糸目のときもおっとりした可愛さがありますが、お目々パッチリのときも美人さが際立ってまた可愛いですね。
両方可愛い上にこれらを組み合わせてくるからチート級にずるいと思います( ゜∀゜ )。
魔物になってもその可愛さは変わらないですね。元々天真爛漫なキャラクターで小動物的な所があるからだと思います。
魔物といってもシスルの命令がなければ凶暴さは皆無ですから。
ライオスの回想じゃないですが、ファリンの背中に乗ってひとっ飛びで色々な所に行きたい! ファリンの背中で一緒にお昼寝したいです!!
ファリンは体の構造がよく分からないキメラなので、ライオスはどうやって殺したらよいか悩みます。最終的にファリンの食事の様子から口は1つと判断し、口を塞いで窒息させる方法を選択します。
ライオスは寝ぼけまなこのファリンの口を濡れタオルで塞ぎます。ファリンもライオスを爪で引っ掻いたり壁に打ち付けたりして抵抗しますがライオスは手を放しません。やがてファリンはその巨体を横倒しにして絶命します。
非情な殺し合い!
これはヤバイ・・( ゜д゜ )。あの仲の良い兄妹の姿とはとても思えません(-_-;)。冒頭に兄妹の仲睦まじい姿を描いたのもかなり効いています。
濡れタオルを使うとか生々しすぎる・・。ライオスは軍隊にいたので、こうした対人用の殺しの技術も学んでいたのでしょうね。
ファリンが絶命したあともライオスは手を離さず、チルチャックがライオスを殴ってようやく正気を取り戻してますから・・(゜◇゜;)。ライオスの必死さと緊迫感がとても伝わってきます。
ファリンを倒すことに成功したライオスは、マルシルの治療を受けます。ライオスはマルシルに奪う覚悟と奪われる覚悟ができたと語ります。
サイコパス
ライオスの発言の真意はすぐには理解しかねるところがありますが、血塗られた顔で吹っ切れたような表情をされると妙に迫力がありますね・・(゜◇゜;)。
ライオスがサイコパスと呼ばれる所以は、魔物食が大好きというグロテスクながらもコミカルな部分もあるものだったと思います。
ファリンの殺害を成し遂げたライオスは、シャレにならないシリアスなサイコさんにクラスチェンジしたようにも見えます・・(( ;゜Д゜))。
やっぱりライオスはシスルの家で何らかの迷宮の秘密に勘付いたんだと思います。その辺がライオスの覚悟の真意に関係しているような気がします!
ダンジョン飯は一話の中にたくさんのシーンが含まれていることが多いのですが、今回はファリンの殺害にクローズアップしたお話になりましたね。
少ない動作がとても丁寧に描かれていると思います。特にファリンの可愛い所がたくさん見られましたね(*´∀`*)。
復活できるとはいえファリンは殺されてしまったので、しばらく彼女はお休み状態だと思います。次に目覚める時には人間に戻れているといいですね!
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コメント
name:匿名
毎度、解説ありがとうございます。
久井先生の描写はやはりえげつないですね……引き込まれてしまいます。
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name:匿名
ファリンが目を覚ました直後は、ライオスは笑顔なんですよね。
そこからのあの行動で、非常にショッキングでマルシルが思わず目をそらしたのには、
非常に共感できました。
ただライオスは直後に「絶対に元の姿に戻してやる」とも言ってるので、
単純なサイコパスではないと思いたいのですが…
続きが気になって仕方がないです!
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name:いつものアレ
いつもありがとうございます。
段々と終演に近づいてる感がありますねー
早く単行本で読みたいです(*´ω`*)
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name:匿名
カブルーとミスルンサイドも安易に主人公たちの邪魔をするだけの存在として描かなかったことで、やり取りが面白くスピンオフで描いて欲しいぐらい魅力のあるパーティーになってるのがさすが
ここ数年ずっと一番好きな漫画だなー
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name:匿名
確か第一話では腹が減って体力が低下したのでドラゴンにしてやられた、というような流れだったと思う  すぐそこに単行本あるけどめんどくさいので開かずに書く

食われてやられたという事実、食えずにやられたという事実
食欲程度を満たさずに次元の悪魔に近づこうとするなどと思いあがるなと迷宮は語るのか

これは作者の背中を刺すことになるが  ドワーフがより深く潜っていることに
整合性が成り立たんのだな  センシの過去を考慮するに

どういう存在が迷宮の奥へ招かれるのか
マルシルの心は変わっていないだろう  彼女よりミスルンの方が悪魔寄りとは全くもって思わない
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