ダンジョン飯 感想

漫画「ダンジョン飯」の感想を各話ごとに述べていきます。ネタバレ有りの感想ですので作品を未見の方は注意してください。
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ダンジョン飯 第64話 ウサギ

ライオスは狂乱の魔術師の家で見つけた魔導書を開こうとしますが、全力を振り絞っても開くことができません。
マルシルは今まで検閲のためにアクセスできなかった古代魔術の核心に触れ色めき立ちます。そして本にかかっている魔力の封を理解し、愛用の杖「アンブロシア」を使って魔導書を開くことに成功します。
古代魔術の核心
これまで必死に研究探索してきた古代魔術の謎が解き明かされるかもしれないのですから、マルシルが興奮するのは当然だと思います。
しかし読者はミスルンによる迷宮の仕組みのネタバレを見てしまっているので、なんとも言えないザワザワした気持ちになってしまいますね(^^;)。
「学校始まって以来の才女」と言いながら、エルフの王国が持っている情報には検閲で弾かれてしまうという・・・。本当に優秀な人材ならその中枢に入っていけるはずですからね(-_-;)。
所詮はアマチュアの中の才女なのかなって感じがします。まあライオスパーティーは俺ツエー的な所があまりなくて、経験知識工夫で道を切り開いていった所がありますからね。そこがまた魅力なのかも(・∀・)。
マルシルの魔法により魔道書はみちみち・・と音を立てて開きます。中から有翼の獅子が現れますが、封印が半分しか解けていないため出てこれるのは頭だけです。
有翼の獅子によると、今封印が解かれたことは狂乱の魔術師シスルに伝わっており、シスルとファリンはすぐにこちらに向かっているそうです。
ついに対面!
有翼の獅子さんの本に顔が乗っかったような状態は、オーパーツもしくは小粋なマジックアイテム的な雰囲気をもってますねw。
相変わらず気さくで良い人っぽいキャラクターですが、ミスルンの話を知ってしまった後では少し身構えてしまう感じがします・・。
獅子の瞳の白目の部分にトーンが貼られていて、何色か分かりませんが充血したような雰囲気があって少し不気味ですよね・・(゜◇゜;)。
ライオスはファリンがすごくお腹を減らしていると断言します。ファリンは巨大な体を持つ割に頭部は人間サイズのため、一日の大半を食事に費やさなければならないと予想できるためです。
そこでファリンのために食事を作り酒などを加えておけば、ファリンは眠ってしまい無力化できるといいます。
ライオス節w
確かにあの大きな翼竜の体とファリンの頭のギャップを考えれば、ライオスの考えは非常に合理的だと評価できますね。
こうした問題は長い間に進化した生物ではなく、急に合成されたキメラならではのものだと思います。
しかしライオスは年中こんなことばかり考えているのでしょうね(^^;)。面目躍如といったところですが、一方でドン引きしてしまいます。
ファリンに与える食材ですが、ライオスは道端で気配を感じたウサギを狩ろうと提案します。みんなはなんだウサギかと安堵しますが、迷宮のウサギには1つの怖い怪談があります。
熟練した冒険者たちがある日首を切られた死体で発見されます。蘇生されて彼らは「ウサギが・・」と言い残し二度と迷宮に近づかなかったそうです。
ライオスは念のために鎧の首当てをマルシルに与えます。パーティーで蘇生できるのはマルシルだけだからです。
迷宮のウサギ
このウサギの元ネタはウィザードリィのボーパルバニーですね。小さくて可愛らしい外見を持つのに「くびをはねられた!」という即死スキルを持つモンスターです(( ;゜Д゜))。
ネットの考察によるとさらに元ネタの元ネタがあって、イギリスのメジャーなコメディグループ「モンティ・パイソン」がアーサー王伝説を題材にした映画に、こうしたうさぎの描写があるそうです。
大本のネタはアーサー王伝説に出てくる「唸る獣」というものらしいです。これは巨体だったり化け物だったりと色々な解釈があるみたいですね。この辺を調査してみるのも面白そうです( ゜∀゜ )。
個人的にライオスの鎧のダサイところはあの首周りの部分だと思っていました(^^;)。実際外してみるとやはり精悍さが増していい感じですね!
ちなみにあの部分はゴージットという名称のパーツだそうです。
ライオスはウサギの巣穴を見つけて罠を仕掛けようとします。そこにウサギの警戒行動であるスタンピングの音が鳴り響きます。
ライオスはウサギを見つけますが、それは小さく可愛らしい何の変哲もないウサギでした。ライオスはウサギを追いかけますが、隙をついたウサギはライオスの首筋に取り付きます。
ライオスはこの一瞬で首をかき切られ重症を負ってしまいます。さらに茂みの中には多数のうさぎが潜んでいます。彼らこそ恐れられた迷宮のウサギだったのです。
強敵!
描写からは足の爪で引き裂いたのか牙を使ったのか分かりませんが、一応警戒していたライオスが一瞬で致命傷を負ってしまいました( ´д`ll)。
まあ首が狙われると分かっていて防具をマルシルに渡してしまっていたので、フラグ的なものは十分だったと思います(^^;)。
しかしこのウサギ、防御力は無いでしょうけど、素早さ100攻撃力100みたいな感じでとんでもないですね( ゜д゜ )。しかも大群で襲ってくるという・・。
迷宮の深層にきてから心理戦のような展開が多かったので、今回も可愛さで油断させて首を狩るみたいな感じだと思っていました。
ライオス達はある程度情報を持っていたのに、攻撃力+素早さという正攻法で出し抜かれてしまいましたね(( ;゜Д゜))。
さらに戦闘が継続したまま次回に持ち越しですから。動く鎧やサキュバス並の強敵ということになります。
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コメント
name:j8takagi
動く鎧やサキュバス並の美味!?今後の展開が待ち遠しいです。
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name:いつもの人
9巻読んだ後だと、有翼の獅子には不穏な印象しかないですねー
読者にそう思わせておいて。。。的なギミックがあるのか、予想通りなのか今後の展開が楽しみすぎます。
首当てのないライオスが違和感ありすぎる(笑)
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name:匿名
ダンジョン飯は元ネタ語りも面白いですよね
ウィザードリィのボーパルバニーやら、ダンジョンマスターの扉のギミックでモンスターを倒す手法やら(ミミック回)、D&Dのドラゴンのブレスの回数制限やら
古典ゲームとか古典ファンタジー好きにはたまらんち
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name:匿名
このウサギたちは肉食なのかが気になります
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name:匿名
ウィザードリィがベースだとわかっているから、最終巻の表紙のネタもだいたい予測できてしまう。
ウィザードリィで武器になる料理器具といったら、まあ、アレしかありませんよね。
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name:匿名
60話の扉絵にウサギがいて
「おっボーパルバニーか?」
と思ってたらホントに登場したよ。
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name:匿名
結局のところ有翼の獅子含めて「悪魔」と呼ばれている存在が善なのか悪なのかって話だけど、どうなんだろうね。
シスルやミスルン隊長やたくさんの古代人含めて悪魔と関わってハッピーになれた人は誰一人いないみたいだし。
ライオスの持っている「欲」の性質が上記の人たちとは異質なのがトリガーになりそうな気はするし、有翼の獅子がライオスの夢の中で何千年も民やモンスターと関わって場が湧いたみたいな人間味のあるようなことを言っているから希望はあるんだろうけど、展開的にライオス王国で夢の続きENDでめでたしめでたしってオチにはならなそうだよなあ。
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name:匿名
シスルは悪魔(有翼の獅子)を封印し力だけを上手く利用してるのかな?
狂っているとはいえ、悪魔の危険性は認識できていると。
シスル→王様を見つけて状況を維持したい
悪魔→ライオスを迷宮の主にしたい
カナリア→迷宮そのものを封印したい
という三つ巴の様相、果たしてどうなることやら…
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name:匿名
本当に優秀で計り知れない力がある者ほど『規格外』ですから
非優秀者だからではなく、組織で計れないほど優秀で異端な『天才』だから、マルシルは中枢に関われない……そういう顕れがあると思います。
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name:匿名
首まわりすっきりなライオス、シュッとしてかっこいいですね♪
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name:匿名
ウサギ料理てなんだろう、ニンニクとオリーブオイル煮かな
ちょっと美味そう
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