ダンジョン飯 感想

漫画「ダンジョン飯」の感想を各話ごとに述べていきます。ネタバレ有りの感想ですので作品を未見の方は注意してください。
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ダンジョン飯 第62話 6日間

ミスルンがかつて迷宮の主であって、迷宮に食べ残されたという話。カブルーはその話の詳細を聞き出しますが、話はとても複雑で登場人物が多すぎました。カブルーは助けが来るまでの一週間、自分の中で話を整理することにします。
ミルシリル
前回ミスルンの回想で出てきた、オデコの文様があるエルフはユギンって娘みたいですね。文様の特徴からシスヒスかと思ったのですが、エルフの社会ではよく使われる文様という設定なのかもしれません(・∀・)。
ユギンは名有りですが全くのモブ扱いで今後出てくるか分かりません・・。前回の回想からミスルンと同じ隊に所属していたと思われます。
もう一人「陰気なミルシリル」というキャラが気になりまして、この娘はおそらくカブルーの養母ですね。後から出てきますがミスルンの隊を捜索した部隊に所属していたようです。
ミルシリルは全身キズだらけの武闘派でありながら、仕事中は二つ名の通り陰気な感じなのですね・・(゜◇゜;)。
こんな躁うつ病のような性格で、他種族の子供を多数引き取って育ててるって、とても複雑で重いキャラクターだと思います。
こういう主役級の込み入った設定を持ったキャラをどんどん出せる所は、この作者のヤバイところです(^^;)。
ミスルンは食欲や睡眠欲がないばかりか、トイレに関することにも無関心です。カブルーは半ば介護するような感じでミスルンと旅をしなければなりません。
カブルーはバロメッツの実でシチューを作ったり、グリフィンの卵でサンドウィッチを作ったりして食事の問題をクリアしていきます。
5日目には島の冒険者の最深到達点である「最奥の扉」にたどり着きますが、扉を開けることはできません。チェンジリングの変身を経験するなど、カブルーたちもライオスたちと同じように冒険の苦難を経験します。
冒険のダイジェスト
カブルーたちも最奥の扉に到達してたんですね。ライオスたちが発見した扉の側の野営のあとはカブルーたちのものでしょう。
唐突に新キャラを出してくる可能性もあるかと思ったのですが、そこまでの話の複雑化はなかったですね(^^;)。
基本的にカブルーたちは一日分ライオスたちから先行していて、扉は開けられなくてそこで入れ違いになって追いぬかれたという流れだと思います。
ミスルンは排泄管理まで必要というまさに要介護者です(-_-;)。欲求がないから漏らしても恥ずかしく思ったりしないのでしょうね。
横になって布団をかぶっても全く眠くならないけど、足をほぐしてやると「ぐぅ」とすぐに眠ってしまうところは可愛いなと思います(*´∀`*)。
こういう愛されキャラだからシスヒスとか喜んで世話をしてそう。もちろん下の処理の方も・・。
チェンジリングを踏んだときは、ミスルンがトールマンになりカブルーがエルフになってますw。
トールマンのミスルンはとても男らしいですね! 隻眼だけにキャプテンハーロックのように見えます。
ミスルンのユニセックスな感じはエルフという種族がもたらしているだけということです。ミスルン女の子説を捨てきれない一部の読者を根底から否定してきました(^^;)。
一方でエルフカブルーのセクシーショット?も織り込んできて、すごくあざといなと思いますw。
かつてのミスルンは、キズのない耳と銀色の両目を持ち、良い家柄と気さくな人柄を併せ持つ完璧な青年でした。
ミスルンは迷宮の底で魔法の鏡を見つけます。鏡はミスルンの兄と思い人の女性が食事をしている所を映し出します。ミスルンは激しく動揺して鏡を叩き割ってしまいます。
すると小ヤギが鏡の中から出てきてミスルンを誘惑します。ミスルンは入隊しなければ結ばれるはずだった思い人との人生を欲してしまいます。
ミスルンは思い人や仲間たちとの穏やかな生活を満喫します。しかし盗掘などの問題が発生しはじめ、問題を解決するごとに魔物が増えヤギの力が増し仲間が次々と消えていきます。
思い人
思い人との生活を手に入れたっていうけど、上半身だけエルフの体で下半身はラミアのように蛇になっているじゃないか・・(-_-;)。
ミスルンはこれについて何も思わなかったのだろうか・・? 明らかに偽物ですよねこれ( ´д`ll)。
仲間たちはいわゆる小隊のメンバーっぽいですが、一人づつ減っていきヤギの力が増したってことは、ヤギ=迷宮に食われたと考えるのが妥当な所・・。
ミスルンは欲望に心を奪われた時点で正常な判断能力を失っていたのかもしれませんね。
強大な力を得たヤギはミスルンを襲い、その欲望を喰らい尽くそうとします。その後ミルシリルたちが片目を失ったミスルンを発見します。
ミスルンは悪魔への復讐心だけ食い残されており、一命をとりとめたのです。
悪魔
最初は小さくて可愛かった小ヤギが、最終的には悪魔のような姿になっています(( ;゜Д゜))。よだれを垂らしているのがコワイ。
大きさもそうですが手が人間っぽい感じになっており、羊頭の悪魔バフォメットのような姿に見えます。
目は普通にヤギの目ですが、横長の黒目でとても悪魔的な感じがします・・。狂乱の魔術師シスルの魔道書にも同じような目がついていましたね。
ヤギ(迷宮?悪魔?)に食われたミスルンを発見したのが、カブルーの養母(と思われる)ミルシリルです。
彼女はとてもキャラが立っていて作者の思い入れも感じるので、回想だけでなく現在進行形で登場するかもしれません( ゜∀゜ )。
カブルーはミスルンの話に出てくる全ての登場人物を把握したそうなので、養母の件も心に留めてあるはず。この辺も伏線になってくる可能性がありますね。
かつて古代人は無限の力を求めて異次元と門をつなげました。その異次元の住人が悪魔です。迷宮は悪魔が簡単に地上に出られなくするための施設だったのです。
エルフが悪魔のことを秘密にしたのは、悪魔が人の欲望を叶えてくれるのは事実に違いなく、権力者がそれを知れば厄介なことになるためでした。
悪魔が地上に現れ人類を滅ぼす可能性があるという壮大な話になってきました(( ;゜Д゜))。
古代魔術が禁止される理由がよく分かりますね。リアルに例えると個人で原子炉を作るような危うさを感じます。
ダンジョン飯ってダンジョン=悪魔が餌である人間を食べるってことだったのか( ゜д゜ )。
カブルーたちがダンジョンの底に落下してから6日後、カナリア隊のフレキの放った使い魔がカブルーたちの元にたどり着きます。
使い魔は転移の巻物を持っており、地上との連絡路が開通します。
カブルーたちが地上に戻ろうとしたとき、シュローの持っているライオスとつなぐ鈴が鳴り響きます。カブルーは鈴の音が二箇所から鳴ったのに気づき、ライオスが近くにいることに気づきます。
カブルーたちはライオスと話をするために迷宮の探索を続行し、カナリア隊もカブルーたちの後を追います。
裏主人公
最初はマヌケなイケメンキャラといった感じだったカブルーが、裏主人公というか表主人公と言ってもいいくらいの活躍をしています(^^;)。
一方でミスルンの言うことが全て事実なら、ライオスたちのこれまでの活動は何だったのって話になります(-_-;)。
マルシルは研究者のくせに迷宮の秘密をまるで知らない。つまりエルフ中枢の持っている情報に全くアクセスできていないってことになります。
さらに独学で世界を滅ぼす危険のある古代魔術をいじろうとしている超危険人物ってことになっちゃいます( ´д`ll)。
そして夢魔の話のときに悪魔そのものっぽい魔道書の誘惑に無意識にさらされているという・・。
ライオスもこれまた悪魔の可能性のある有翼の獅子の語る甘いユートピアの話に無意識のうちに乗せられてしまっています(-_-;)。
これでは主人公カブルーを引き立てるお間抜けパーティーのようじゃないですか! 完全に両者の立場が入れ替わってますよね。
本と獅子は別の悪魔でそれぞれマルシルとライオスを担当しているとか、競い合って縄張り争いをしているとか。
それとも悪魔は現象であってそれぞれに適した形で現れるという仮説だとか、本は悪魔ではなく悪魔を制御する装置であるとか。
非常に考察がはかどる展開になってきましたね( ゜∀゜ )。ネットではあのフランクな感じの有翼の獅子が悪魔だったらショックという声も多くみられました。
そもそも黄金の国の王デルガルが地上に出て国の全てを与えるなんて言うのは、悪魔が地上の人間を餌でおびき寄せているようにも見えます。
ヤアドたち王国民たちもミスルンの思い人のように偽物かもしれませんね・・(( ;゜Д゜))。
有翼の獅子が見せた理想のエンドみたいな話のあとで、こういう展開にもっていく作者は非常にエグいです。エグいけど面白いです( `Д´ )。
ちなみに今回でカナリア隊のメンバーの名前が全て明らかになりましたね。犬に変身する上半身裸の男エルフが「リシオン」で、ボサボサあたまで鷹の使い魔を操る女エルフが「フレキ」です。
他にもモブエルフの名前がたくさん出てきましたが、回想などで活躍がみられることがあるのでしょうかね・・?
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コメント
name:匿名
はじめましてこんにちは~^^ハルタ買い忘れた時に、主さんの記事に助けられていた者です。
今回の話はとってもダーティで、あれコレ……ダンジョン飯?って思ったんですけど所々にいつものライオスが居て、あぁ良かったダンジョン飯だって思いました(笑)
私も有翼の獅子が60話で出た時コイツは良い奴って思ってたので、今月号で悪魔の可能性が出て来てかなり困惑しています。 有翼の獅子は悪役とは違う!!(と思い込みたい)
悪魔が来るのを阻止するのが迷宮の役割だと今月号でミスルンが言っていたので、有翼の獅子は悪魔の影響を抑える迷宮側の存在ということは考えられないでしょうか?
私も狂乱の魔術師が持って居る本が悪魔なんじゃないかと思います(子供マルシルが夢の中であの本があればって言ったのも異次元の悪魔だから無限の力と関係があるから)。
有翼の獅子が、狂乱の魔術師を封じ込めると言ったのも、迷宮側の存在として悪魔と狂乱の魔術師を抑えこむという意味なのでは………と思った(思い込んだ)次第です。
まぁ迷宮側の存在なのになんでケン助にピッキングさせたり、ライオスにカナリア隊に気を付けろと言った理由が解らないので、私の希望的憶測に過ぎませんが……。

ライオスの信頼が無いのは本当に日頃の行いのせいだ。でも九井先生なのできっと読者の予想を裏切る終わりになると思います。
ダンジョン飯、なんだかクライマックスが見えて来た感じがして、楽しいような悲しいようなちょっと複雑な心境です^^;
主さんの記事を楽しみにしております、頑張って下さい、応援しております^^ノ
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name:匿名
ミスルンの悪魔がバフォメットなら有翼の獅子はマルコシアスあたりでしょうか?
それにしても見開きの悪魔の姿はとんでもないですね…あれに比べたらドラゴンなんて…
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name:いつもの人
(*- -)(*_ _)ペコリ
いつもありがとうございます。
今回は、興味深い話ですね~
ミスリンの過去話を参考にすると、やはりシスルが迷宮に食われかかっているってことになるんですかねぇ
ライオス達は次の獲物に選ばれたのかも・・・
そろそろ、主要人物たちが集合して、大きな動きがありそうな予感

9巻分の話も溜まりそうですねw
早く読みた~い(*'ω'*)
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name:匿名
それとも悪魔は現象であってそれぞれに適した形で現れるという仮説というのは、あっているかもしれません。悪魔や精霊は変身できるというのが多いし、相手の思考が読めれば、それに応じた姿に変身できるはずでしょう。

有翼の獅子がいい奴と思っている人が多いのに驚きました。

私は最初っから怪しいやつと思っていました。メフィストフェレスもそうだけれども、悪魔は口が巧くて理路整然としているものと相場が決まっています。
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name:匿名
毎度の感想&考察お疲れ様です。
ダンジョンの魔物たちを食べて冒険している登場人物たちが、実は既に『ダンジョン』の胃袋の中にいる、という構図が事実だとしたら、
ものすごいエグい展開ですね。。。

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name:匿名
>有翼の獅子がいい奴と思っている人が多いのに驚きました。

実際いいやつだなぁーと思ったけどそれって実際ライオスに感情移入した結果なんすよね・・
アブナイアブナイ・・
たいてい無限の力というものは引き換えに犠牲を伴うものですし(原子力なんてまさにそう)
フィクションであってもそれはフーリンカザンなわけで・・
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name:匿名
悪魔自身に善悪もくそもない、彼らはただ彼らであるだけだ
悪魔の行いが善か悪かは相対した人間にとってのそれでしかない

しかし、これで有翼の獅子の見せた魔物と共存する未来はありえなくなった
ここからが本当に楽しみ!
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name:匿名
うまく言えないんですけど、これが真実だった!
って話じゃなさそうですよね

ここからさらにどんでん返しがありそう

当たり前ですが、ダンジョンのすべてが悪魔を閉じ込める目的で作られたわけではないでしょう
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name:匿名
魔法学校で作ったビンの中の人口ダンジョン
ファリンが見つけた、小規模な天然ダンジョン

そもそも今いるダンジョンは、狂乱の魔術師が古代の王国を地下に封じ込めたものでした

にもかかわらず、「悪魔を封じるために」と隊長は言い出しました

悪魔は実在するでしょう
有翼の獅子は間違いなくエルフが悪魔と呼ぶものでしょう
狂乱の魔術師が悪魔である有翼の獅子と契約して王国を不老不死にした・・・
ここまでは間違いない
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name:匿名
しかし、それでは有翼の獅子は自分で自分を閉じ込める檻を作るのに協力したことになる
狂乱の魔術師シズルが予想以上の天才で悪魔を御しえたなら話は通じますが
先の戦闘を見る限り、千年も後の戦闘部隊と渡り合えるような傑出した天才ではなくあくまで普通の天才レべル

なにかが欠けている
つじつまを合わせるための歯車がまだそろっていないため、すでに提示された全体図が機能しえないことが確定している

ここからさらにあるであろうどんでん返し、物語そのもののちゃぶ台返しが楽しみです
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name:匿名
有翼の獅子は間違いなく「悪魔」で(『ソロモンの小さな鍵』に有翼の獅子であるウァプラが載ってます)、異次元から来た悪魔である以上はその言葉は欠片も信用するべきではないんですが、ミスルンの語る悪魔像だけでは引っかかる点が多いのも確かなんですよね。
千年も村人の欲を食べなかったのは拘束されていたからだけ?
そもそも、有翼の獅子の目的がライオスの欲を喰らうのが真実だとしても、当のライオスは悪魔が欲を喰らうことにまったく嫌悪感を持たないどころか、まわりの人たちがそうした悪魔を邪悪と思う事の方に違和感を持つと思います。
多分、「おいおいライオス、ヤバいルートに踏み込んでるよ」と思わせてるのはミスリードで翼獅子の『食欲』に関してもダンジョン飯らしい解決をするんじゃないかという気がします。
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name:匿名
ヤギもそうだけど、翼獅子も、一部の視点からしたら「悪魔」という呼称のモノなんだろうな。でも、この作品に関しては、悪魔=悪  というのは、短絡的な気はする。ミスルンが欲を食われて廃人みたいになったのは、他力本願で自分の欲ばかり優先した結果の自業自得だと思うし。

シスルの葛藤についても、ライオスは考えていたし、ミスルンと同じ事にはならないんじゃないかなぁ。

そもそも、人間だって、他の生物を食べたりして生きてるのだから、奪われる側からすれば「悪魔」だもの。
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name:匿名
有翼の獅子も山羊も悪魔なのには変わりはないと思いますね、ただ彼らは悪意というか、意思と言うものがライオスたち人類とは全く異なっているのでしょう。有翼の獅子が語った「自分はただの"力"だ」と言うのはおそらく真実でしょう、「力」は純粋に「力」でありそこに善悪は無い、「力」を得てそれを行使する人間に善悪が発生する。ライオスが迷宮の底で「力」を得るのは最早避けられないでしょう、その時彼がその「力」をどう使うのかが楽しみですね。
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name:匿名
あのライオンはミスルンのいう悪魔とはちがう存在だと思います。なぜならライオスより色々複雑なシスルの方が悪魔にとって美味しい存在のはずです、
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name:匿名
迷宮の主だった時のミスルンのそばにいたヘビ女ちゃんと同じ模様っぽいのが、
9巻の表紙でミスルンに攻撃されているのは、たぶん皆気づいているだろうけど、
だかなにか語れるほどの情報がないから特にだれも言って無いのだろうな
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name:匿名
悪魔にも色んな奴がいそうだとおもった。比較的人間にとって有益な奴もいるのかも。それが有翼の獅子みたいなやつとか
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name:匿名
あるいは神とか信仰されているような存在は、人間の感情のなかでも信仰心がとくに好みなやつとか妄想するわ。翼獅子も信仰されているようだし
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name:匿名
なにか語れるほどの情報がないから特にだれも言って無いのだろうな
と少し前にいったけど、それは俺が認識している範囲だけの話だ
どっかで語ってたら教えてくれるとうれしい
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