ダンジョン飯 感想

漫画「ダンジョン飯」の感想を各話ごとに述べていきます。ネタバレ有りの感想ですので作品を未見の方は注意してください。
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ダンジョン飯 第57話 兜煮

ライオスは瀕死の重傷を負っており、マルシルに介抱されています。ライオスは意識がもうろうとしていく中、マルシルと出会った頃のことを思い出します。
マルシルを迎えに行く日、ファリンはライオスが無精髭を生やしていることに慌てます。ファリンはマルシルを迷宮探索の仲間に加えようとしており、出会いのセッティングに腐心しているのです。
ファリンとライオス
最近のダンジョン飯は、パーティーメンバーの過去話が続いていますが、今度はライオスとマルシルの出会いのシーンが描かれるようです。
髭面のライオスはちょっと精悍な感じになってかっこいいですね( ゜∀゜ )。彼には案外ワイルド路線が合っているのかもしれません。
この仲良し兄妹のシーンが見られるのもうれしいところ。この二人になるとファリンの可愛い仕草がみられるので好きなんですよ(*´∀`*)。
マルシルはファリンがライオスに連れ去られたと思っているらしいです。実際はファリンが自主的について行ったわけですが。
エルフのマルシルに言わせるとファリンは子供みたいなものらしいので・・・(^^;)。エルフ年齢で考えるとそうかもしれませんが、種族間の性質の違いとかあまり考慮しないのでしょうかね?
エルフのそういうところは、他種族から嫌われてそうだなっていうのを強く感じますね・・。
あとマルシルの加入時期が、チル、ナマリ、シュローより後だったことが判明。チーム内でのマッチ具合を考えると、少し意外な感じがします。
やはりファリンがメンバーに居たことが大きかったのかもしれませんね。
まずファリンがマルシルを港に迎えに行き、ライオスは酒場で待つことにします。しかしマルシルは入れ違いで酒場に先に来てしまい、ライオスと出会ってしまいます。
ファリンをライオスにさらわれたと思っているマルシルは、怒りの表情を隠さずにライオスに詰め寄ります。駆けつけたファリンが仲裁しますが、マルシルは収まりません。ファリンのボロボロな姿を見たマルシルは、ファリンを無理やり学校に連れて帰ろうとします。
出会い
この構図は52話で出てきた一コマ回想の構図と全くいっしょですね。あのコマには色々なものが詰め込まれているような気がします(゜◇゜;)。
マルシルが怒るシーンと言えば、コミカルに地団駄を踏むといった感じが多かったと思うのですが、このシーンではシリアスにマジギレしてしまっています(( ;゜Д゜))。
ファリンは4年も行方不明だったらしいので、マルシルが怒るのも無理はないかもしれませんね。4年ってマルシルとファリンが共に過ごした時間よりも長いんじゃないかと・・。
ちょっとマルシルの今までにない表情を見てしまった感じがします( ゜д゜ )。マルシルのファリンに対する強い思いが伝わってきますね。
ライオスはマルシルに、一度迷宮に行ってみることを提案します。マルシルは生きた人工迷宮を初めて見たので驚きを隠しきれません。
ライオスはファリンを迷宮内で活躍させて、マルシルに実力を認めさせようとします。しかしマルシルは豊富な知識を活かして、迷宮内の危険を自力で乗り越えていきます。計画の狂ったライオス達はなんとか釈明しようとしますが、マルシルに的確に反論されてしまいます。
どんくさはどこに?
この時点でのマルシルは冷徹な優等生といった感じで、全く隙を感じさせませんね( ゜д゜ )。問答でも的確な反論をしていて、頭が良いオーラをすごく放っています。
一体どこでネジが外れて、現在のようなどんくさになってしまったのでしょうか・・? まあ地下一階レベルなので、知識だけで十分突破できるユルい環境だったのかもしれません。
思えばこれまでの冒険でも、ライトを照らしたり水上歩行したりと、マルシルの貢献度は高かったですよね。
少なくとも魔術師は一人は必要なのでしょうね。前任の魔術師は恐らく「婚活女」なので、苦労していたのかもしれません(^^;)。
そのとき天井からスライムが降ってきて、ライオスの頭を覆います。慌てたファリンがたいまつの火をスライムに当てると、スライムは逃げていきます。
前を見るとマルシルが倒れています。スライムに驚いて頭を打って死んでしまったようです。
ファリンは絶対に連れ戻されると絶望しながらマルシルを蘇生します。マルシルは予想に反して歓喜の表情を見せます。マルシルは蘇生の古代魔術に触れたことに興奮し、研究者としての意欲がわいてきたのです。
ライオス達は彼らの本来の目的が「未知のものを見て知りたい」という事であることを告げ、マルシルを仲間に誘います。マルシルは快諾し、ライオスと握手を交わします。
古代魔術の体験
マルシルが初めて死んだとき、スライムにやられたことは以前も描写されていましたね。
でも実はスライムに驚いて頭を打って死んだとは、何ともマルシルらしい出来事だなと思ってしまいます( ゜∀゜ )。どうやらここからマルシルのどんくさ伝説が始まってそうですね(≧∇≦)。
マルシルは父親を早く亡くすというトラウマを抱えていて、人の生死と寿命の研究というのがライフワークになっていますからね。
そして迷宮特有のすぐに生き返れるという特性に初めて触れたわけですから、マルシルが興奮するのもすごく分かる気がします。
ライオスたちの行動も田舎暮らしに飽き飽きしていて、知らないことを知りたいという純粋な好奇心によるものでしたね。
少しベクトルが違いますが、彼らが意気投合するのはとても自然なことだと思います。
しかし普通に蘇生するのも、古代魔術=黒魔術の一種なのでしょうかね? この辺の禁忌の基準というものが曖昧なような気がします。
ライオスは自分に死が迫っていて、走馬灯のような状態になっていることに気づきます。ライオスは走馬灯をさらに進めて、今自分に起こっていることを確認します。
ライオスたちはバイコーンを解体するため、ドワーフ製の室内に移動します。ライオスが忘れ物を取るために扉を開けると、そこに死を呼ぶ首なし騎士「デュラハン」が立っています。ライオスはデュラハンに鎧の上から直接肉を切られて、瀕死の状態になっていたのです。
デュラハン
ライオスは「動く鎧」に殺されたことがあって、鎧系の奴と何かと因縁があるようですね(^^;)。
デュラハンは悪霊の一種で物理攻撃が効かないのに、向こうの攻撃は鎧をすり抜けて直接肉体に攻撃できるというチートぶりです( ´д`ll)。
これゴーストの専門家であるファリンがいない現在のパーティーでは、不意打ちでなくてもかなり厳しい相手ではないでしょうか・・。
ライオスはまず皆を逃がします。そしてデュラハンに首なしのバイコーンの死体をあげるので、見逃してほしいと頼みます。デュラハンがバイコーンに触るとバイコーンは起き上がり、デュラハンはそれにまたがって部屋から出ていきます。
デュラハンは伝説によれば、首なしの馬に乗っているそうなので、バイコーンの死体は最適な乗り物になり得ますね。毛の色も黒色でぴったりです。
片手には自分の頭を抱えているはずですが、今回はそれも無かったですね。
まず勝てない相手だっただけに、話の分かるやつで良かったです(^^;)。上位の魔物なだけあって、知性も高いのかもしれません。
あと霊ということもあり、狂乱の魔術師のコントロール外にある魔物だったのかもしれませんね。
しかしデュラハンは死を暗示する死神のような魔物なので、もしかしたらパーティーメンバーの誰かの脱落を暗示しているのかも・・(( ;゜Д゜))。
死にたくても死ねないようなダンジョンでは考えにくいことですが、少し気になるところではあります。
ライオスはマルシルの治療を受けるついでに、マルシルの出自や目的を詳しく聞き出そうとします。しかしマルシルにうまくはぐらかされてしまいます。
そのときセンシがバイコーンの頭部が残っているのを発見します。その脳みそや目玉を調理すると聞いて、マルシルは露骨に嫌な顔をします。ライオスは「そういう顔をしても、最後はまあ大抵笑ってくれるんだよな」と心の中でつぶやきます。
信頼関係
センシやチルチャックの出自は、これまでの回想エピソードでかなり明らかになりましたが、マルシルの場合は謎を残しましたね・・。
この辺はメインストーリーの伏線となって、クライマックス近辺で効いてきそうな気がします。
それと、マルシルの三つ編みアレンジのポニーテールが何気に可愛かったです。片側だけ前髪があるのがアクセントになっていてとても良いです(*´∀`*)。使い魔を作ったときに髪を切った設定が生きていますね。
ライオスとマルシルはこれまで共に困難を乗り越えてきたということもありますが、知的探求という共通点が確かな絆になっているような気がします。
考えてみればマルシルもライオスに負けずクレイジーですしね(^^;)。あと二人の愛のフラグも微妙に立っているような気がします・・。
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コメント
name:ほね
・更新お疲れ様です。いつも楽しく読ませて貰ってます。
・ライ×マルのフラグは発展すると良いですね。なんとなくロードスのパーンとディードを重ねてしまう。
マルシルは46話のおめかしでそれっぽい反応をしてくれましたが、ライオスがマルシルを意識している様子は見られませんね。ライオスは恋愛に興味があるのか?と思いましたが、ハーマイオニー(仮)にふられてやけ酒している様な描写がありましたね。ダン飯に恋愛は求めてないけど、この二人は良い感じになって欲しい。
・初見マルシルが有能でしたね。しかしあれは魔力全開にしてるからなのかな?最初の階でフルパワーしてたらすぐにMP枯渇するでしょうに。そんでMP温存したらチルからどんくさいわれるんでしょうねw
・回想でもファリンと一緒に冒険しているのが見れて良かった。兄ちゃん頭いい!←かわいいwキメラから元に戻れたらパーティーに加わって欲しい。切に。
・肝心の兜煮の描写がない!来月に描かれるのかな?単行本オマケで描かれるのかな?気になるのでどんなか描いて欲しい。
脳みそ食いと言えばゴールデンカムイですが…。あれはリスとか小動物の脳みそを生で食べてる感じですね。鉄鍋のジャンの中華料理とか見てると、猿の脳とか牛の脳の料理とか出てきますが。センシは中華料理にも精通しているのか?彼の料理レパートリーはどこで習得したのか?中々作中の謎の一つでもありますね…。
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name:匿名
今回もありがとう(*‘ω‘ *)ノシ
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name:匿名
ファリンの「兄ちゃん」は確かに可愛かった。普段「兄さん」っていってるのに急に童心に帰ってたね。
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name:匿名
マルシルの「私の夢」が不穏な予感しかしないです……
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name:匿名
マルシルは、亡くなった父親を生き返らせようとしているのかもしれませんね。
ファリンを黒魔術で復活させたり、自分が死んで復活したのに喜んで「私の夢」・・・。
ドジっ子のマルシルが素の彼女であり、優等生は「夢」の為に作り上げた姿だったのかも。
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