ダンジョン飯 感想

漫画「ダンジョン飯」の感想を各話ごとに述べていきます。ネタバレ有りの感想ですので作品を未見の方は注意してください。
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ダンジョン飯 第42話 夢魔

ドラゴンを仕留めたライオスの前に、とつぜん両親が現れてライオスの批判を始めます。さらに金剥ぎをしていた時の仲間やシュローが加わって、ライオスを精神的に追い詰めていきます。
暗い過去?
何やらライオスの過去に社会に馴染めなかったエピソードが結構ありそうですね(^^;)。いずれ語られることがあるかも。
ライオスみたいな独創的な感性の奴に軍隊はまず無理でしょうな・・。どっちかというと学者とか研究職が向いているような気がします。
ライオスは睡眠中に夢魔(ナイトメア)に冒されたマルシルを救うために夢の世界に侵入していたのです。
それに気付いたライオスは巨大なキメラを呼び出して、うるさい人達を押しつぶしてしまいます。
夢の中
「僕の考えたカッコイイモンスター」を召喚して、邪魔者達を一掃したわけですね(笑)。正に夢ならではの展開です。
押しつぶした人々の中には自分の両親も混じっていたけど、それでいいのかライオス? まあ夢の中の話なので問題ないか・・。
ライオスは狼の姿になって地中を掘り進み、マルシルの夢の中に侵入します。夢の中のマルシルは少女の姿で何かに追われているようです。「パパとピピもあいつに飲み込まれちゃったの」
パパとピピ
無力な少女の姿で逃げ惑うマルシル。誰でも一度はこういう夢を見たことがあるかもしれませんね。
ところでパパやママは分かるけど、ピピって何だ? エルフの独特な家族構成なのかな??
ライオスはマルシルを追う「あいつ」をやっつけてやるといいます。しかし様々な生物が混ざり合ったような巨大なバケモノが現れて、ライオスはこれを倒すのは無理だと判断します。
マルシルの恐怖
この魔物はマルシルの深層心理が抱いている恐怖を具現化したものみたいです。中々凝った造形なので、マルシルの想像力の豊かさを感じさせます( ゜∀゜ )。
それに比べてライオスのカッコイイモンスターは・・・おっと比べるのはやめておこう( ゜д゜ )。
バケモノに少し触られただけで、ライオス顔はただれて歯が抜け落ちてしまいます。ライオスは毒の威力に驚き、他人の夢の中で死んだらどうなるのだろうと不安になります。
このモンスターはなにげにすごい強敵ですね(゜◇゜;)。マルシルの抱える恐怖の大きさを表しているのかもしれません。
他人の夢の中で死ぬと精神へのダメージがすごそうですし、最悪、目覚めないなんてこともありそうです。
ライオスは自分の体に起こった事が毒による腐食ではなく老化であると気が付きます。マルシルの恐怖の正体は、親しい人達が自分よりも先に死んでしまうことへの不安でした。
マルシルの心の中で、父親やペットの小鳥「ピピ」が先に亡くなったことが、トラウマになっていたのです。
ロリシルカワエエ(*´∀`*)
夢の中とはいえ、少女時代のマルシルが可愛すぎる!! 思えば「どんくさ」と呼ばれ、毎回のように三枚目を演じさせられてきた彼女ですから、この正統派ヒロインっぷりは感慨深いです(つД`)。
まあネットでは、マルシルなのにヒロインしててなんかくやしいみたいな意見もあったりします(^^;)。それも分かる気がしますww。
親しい人が事故にあったわけでもなく老いて先に死んでいくというのは、長寿のエルフならではの経験であり悩みなんだろうなと思います。
しかしマルシルの父親が老死してるって事は、普通の人間だったってこと? そうなるとマルシルはハーフエルフってことになってしまう。
ハーフエルフはファンタジーの世界では、卓越した才能を持つ反面、差別の対象であったりします。
ただでさえ黒魔術の使用で経歴に傷がついているマルシルが、さらにハーフエルフだったりすると彼女の背負う業はかなり深いものになりそうです・・(-_-;)。
ところでピピって小鳥のことかよ( ゜д゜ )。多大な情報量の中でさりげなく小ネタを入れてくる先生の技量パネェ!
自分の魔術に自信が持てないマルシルを、ライオスは「次はもっとうまくやれる」と勇気づけます。
マルシルはバケモノに飲み込まれたライオスを引き出そうと手を伸ばしますが、彼女が手にしたのは狂乱の魔術師が所持していた魔術書でした。
マルシルの求める力
マルシルの黒魔術を含めた魔法の研究は、親しい人達を「老い」から守るための不死の研究であったと思われます。
そして狂乱の魔術師はダンジョンの中で、死のうと思っても死ねない永遠の王国を実現していていて、それはマルシルの求めるモノにとても近かったのではないかと・・∑(゜Д゜ノ)ノ。
これって、この先のストーリー上で大きな火種になってきそうですね! !
マルシルは手にした魔術書でバケモノを力いっぱい殴ります。するとバケモノは消え去り、ライオスとマルシルは目を覚まします。
物理攻撃
むかしファイナルファンタジーに本で攻撃する愉快なジョブがあったような気がします(^^;)。確かにこういう本のカバーってすごく固いから痛そうではありますけど。
ライオスがマルシルの枕の中身を開けると、大量の貝類のような生き物が出てきます。これが夢魔の正体でした。
ハマグリ
夢魔って言ったら、セクシーなサキュバスのような女性やタキシードを着た悪魔のような容姿を想像しますが、まさかこんなハマグリ生物だったとは( ゜д゜ )。
動く鎧のときもそうでしたが、作者はこういう生々しいオチを好む傾向があるみたいですね。
こんなのがベッドバグのような感じで枕に入ってると思うとゾッとしますが、個人的に固い枕は好きなので寝心地よさそうとも思ってしまいます(^^;)。
センシはまず貝を水につけてゴミを吐かせてから、バターとワインでグツグツと煮ます。最後に少し醤油をたらして「夢魔の酒蒸し」が完成です。
夢魔の酒蒸し
夢魔って見た目は完全にハマグリなので、バターとワインで仕上げるなんて旨いに決まってますww。
というか飯要素がだんだんオマケみたいになってますね(^^;)。ただ、それ以上に世界観が大きな広がりを見せていて面白いですけど・・。
センシが鍋のフタを開けると、夢魔が食べた夢が蜃気楼になって空中に浮かびます。マルシルの夢は一匹の犬と共に宝物を探す旅にでるという楽しいものになっていました。
悪夢が楽しい夢に
ライオスが犬になっていて、しかもこれってライオスが昔飼っていたという「雑巾」とかいう奴じゃん( ゜д゜ )。
まあでも、バケモノに打ち勝ったせいか楽しい夢に変換されていてなによりです(´∀`)。
今回はロリっ子のマルシルが可愛すぎる回でした。今までで一番マルシルが(正統的に)可愛い回だったかもしれません。
しばらくイヅツミちゃんが中心の話が続くかと思っていたので、良い意味で期待を裏切られた形になりました。
夢の中の話ということでマルシル自身やライオスも、狂乱さんの本の事は覚えていないみたいですね。
ただ何かのきっかけでマルシルの秘めた願望が露見したときに、物語がすごく動き出しそうな気がします。
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コメント
name:匿名
中国かどっかの怪物で「蜃」(シン)という幻を見せる貝の化け物がいたと思うのでそれがモデルかな
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name:匿名
蜃気楼の蜃かな?
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name:匿名
マンドラゴラ犬遣って〜で、
嘘ついて痛い目にあったマルシル。
犬と戯れてる姿が、本来の姿、かぁ、と。
なんか泣けた。
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